キャリアに悩んだ時に読むブログ

僕の長い社会人生活の中で気づいた、キャリア(人生)を好転させる、ちょっとしたコツを語ります

キャリアのゴールとして、着任した社長(その2)

僕の転職は、いつもこんな感じです。(笑)

仕事頑張る

会社で評価される

諸事情で社長が替わる

新社長にうとまれる

退職→転職(最初に戻る)

 

では、「キャリアのゴールとして、着任した社長」の続きをどうぞ

http://stamp.bokete.jp/29020356.png

 

前回から)

さて、矢面に立たされた僕

 

新社長からの攻撃は執拗でした・・・

・事実を湾曲して本社へ報告

・湾曲された情報を信じた本社からの指示の強要

・業務全ての事前報告と出張旅費の事前承認制

etc.

 

ほんと、ビビッてたんだと思います。

もしかしたら、事実が知れたら、社長の座を追われると思ってたのかも知れません。

 

そして、ついに本社経営陣を動かして、解雇を言い渡してきました。

 

僕は僕で、会社の状況はわかっていたので、なんとか社長との関係改善を

図ろうと努力する一方、万が一に備えて、弁護士のあたりをつけるなどの

活動を行っていました。

 

解雇を言い渡された席で

「弁護士を通じて、本社と直接交渉する」と伝えたところ

 

かなり慌てた様子でした。

(そんな事を従業員が言い出すと思ってなかったみたい・・・

 この辺りも経験不足ですよねぇ)

 

翌日、会社の顧問弁護士と話をするように言ってきました。

 

僕は、会社と対立してしまう事なので、別の弁護士に頼む予定だったのですが、

実際に対立してるのは、会社でなく、新社長だけなので、その提案を受け入れて

後日、顧問弁護士と面談。

 

顧問弁護士は、顧問といっても新社長就任にあたって、

会社側が法的事務処理のために契約しただけの方です。

 

ご本人もご自身の立場を明確にして頂いた上で

会社側とはいえ、極力第3者的な立場で処理にあたって頂いたので

結果的にとてもありがたい存在でした。

 

今でも、最初の面談で客観的に

「関係者が多くなってしまっている上に、会社としては、数ヶ月前に

 登記情報を変更してまで迎えた人と一般社員だったら、本社は新社長をとるしかない」

と言ってもらったことは、僕が冷静になるためにとても大切でした。

 

そして、顧問弁護士の仲裁の元、和解へ

3ヶ月分の給与を退職金として受け取ることで、合意して退社しました。

 

奇跡の転職活動については、次回以降にUPしたいと思います。

 

僕の退職後、その会社(新社長)は次々とリストラを断行。

税理士、事務員、取引会社・・・

今は、一人で会社を回しておられるようです。

 

僕は、新社長に最後に会った日のあの不安げな目が忘れられません。

(T_T)

おーい、その不安げな目はなんやねん。

 こっちの繋ごうとした手、散々払いのけといて・・・

 

ほんま、ビビッてたんやなぁって思いました。

人は、ビビると時にして攻撃的になる

良い勉強させてもらいました。

 

たぶん、新社長からすれば、

キャリアのゴールに到達できたと思って意気揚々と着任して

あまりの想像と現実のギャップにどうしていいか、わからなかったんでしょうね。

 

そして、相談する人もいない(経営者は孤独って言われますから)

あの時、相談しておいてくれたらこんなことには・・・って思うこともありますが

新社長のプライドがそれを許さなかったんでしょう。

 

6年間お世話になった会社

今もふとした時に、大丈夫かなぁ。経営順調だといいなぁ。って思います。

新社長に幸あれ!!